薄毛の兆候とは!?ハゲ始めのうちに早めの改善対策を!
最近なんとなく薄毛が気になる方、毎日鏡を見て憂鬱になっていませんか?今回は、薄毛の初期症状や対策についてご紹介します。薄毛は早めに対策した方が改善しやすいので、この機会に自分の状態をチェックしてみましょう。
男の薄毛の兆候にはどんなものが!?手遅れにならないうちにチェック!
薄毛の 兆候として現れる初期症状には、主に以下のようなものがあります。当てはまるものをチェックしていきましょう。
髪の毛がよく抜けるようになった | |
髪にハリやコシがない | |
細くて短い髪の毛が多い | |
フケやかゆみが気になる | |
頭皮が脂っぽい | |
煙草を吸っている | |
ストレスを感じることが多い | |
頭皮が赤い、または硬い | |
髪の毛の毛根が黒い | |
頭皮が脂っぽい | |
親族に薄毛の人がいる |
髪の毛は毎日生え変わるため、通常は1日100本程度、多い人だと200本程度抜けるといわれています。正確に本数を数えるのは難しいため、起床後に枕に抜け毛が目立つ、排水溝が詰まりやすくなったなどを目安にするといいでしょう。
また健康な髪の毛の毛根は白色ですが、黒い場合や髪の毛にハリやコシがなく細い場合は、髪の毛が十分に成長していない可能性があります。またストレスや運動不足などは血行不良を招き、頭皮に栄養が行きわたりにくくなります。
薄毛はヘアサイクルの乱れが原因?
薄毛に悩んでいるという日本の成人男性は、約3割以上いるといわれています。薄毛といっても円形脱毛症や皮膚炎による脱毛症などと原因はさまざまで、中にはヘアサイクルが乱れることによって薄毛になることもあります。通常は、以下の「成長期」「退行期」「休止期」というヘアサイクルで髪の毛が生え変わります。
- 成長期(約2~6年)
- 毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、髪の毛が成長していきます。
- 退行期(約2~3週間)
- 毛母細胞の分裂が止まるため、髪の毛の成長も止まります。
- 休止期(約3~4ヶ月)
- 寿命を迎えた髪の毛が徐々に抜け落ちていきます。
髪の毛を一定量に保つことができるのは、一般的に10万本以上あるといわれる髪の毛の1本1本がそれぞれのサイクルを繰り返しているためです。
薄毛は、なんらかの原因でこのヘアサイクルに乱れが生じることで引き起こされると考えられています。
たとえば、髪の毛は約2~6年の「成長期」に成長していきますが、この成長期が数ヶ月~1年など短くなると髪の毛が十分に成長しきれず、細い髪の毛になります。
また通常は約3~4ヶ月程度の「休止期」が、数ヶ月~数年と長くなってしまうと、成長する髪の毛よりも抜け落ちる髪の毛が多くなるため、薄毛が目立つようになってきます。
薄毛の改善は、初期のうちに対処することが重要。
薄毛が気になってきても、ヘアサイクルを正常に戻すことで薄毛の改善が期待できます。また早めにケアをすることで、その分、早く症状の改善がみられる可能性があります。セルフケアを行うことに加えて、病院に相談するなど早めの対処をおすすめします。
セルフケアとしては、以下のようなものがあります。
適度な運動をする
運動不足は血行不良を招き、抜け毛につながりやすくなります。ウォーキングやサイクリングなどで血行を良くし、頭皮環境を整えましょう。また適度な運動はストレス解消にもつながり、血行促進にも効果的です。
睡眠時間を十分に取る
髪の毛は特に22時~深夜2時に分泌される成長ホルモンによって成長していきます。この時間帯はなるべく布団に入ることを心掛け、髪にやさしい生活を送りましょう。
髪の毛に良い食事をする
髪の毛の成長に良いとされている栄養素は、主に「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」です。
髪の毛の約90%以上はタンパク質からできているため、肉や卵などを積極的に摂ることを心掛けると良いでしょう。
またミネラルのうち、亜鉛はアミノ酸からのタンパク質の再合成をするはたらきがあります。
ビタミン(ビタミンB群やビタミンCなど)は頭皮の環境を整えます。亜鉛を多く含むレバーやビタミンB群を多く含む豆類などを摂りましょう。
おわりに:薄毛が気になったら、早めに対策をしよう!
薄毛の原因にはさまざまなものがありますが、早めに対処することで症状の改善も早くみられる可能性があります。自分でできることを行い、病院やクリニックで薬などを処方してもらうことが解決の近道といえるでしょう。