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EDの薬レビトラ®は効き目が早いって本当?デメリットはある?

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ED(勃起不全)の治療薬の中でも、「レビトラ®」は特に即効性が高く、早ければ20分程度で効果が現れると知られています。ここではレビトラ®の特徴、副作用や併用禁忌薬、服用のタイミングについて説明していきます。

レビトラ®特徴は即効性の高さ?

レビトラ®の有効成分は「バルデナフィル」という物質で、これには「ホスホジエステラーゼ5(PDE5)」を抑制する働きがあります。PDE5には勃起を抑える働きがあるので、バルデナフィルによってPDE5の活性を阻害することでED(勃起不全)を改善できます。

このPDE5を阻害する作用はバイアグラ®と同じですが、以下のような違いも見られます。

  • レビトラ®の方が即効性がある(空腹時なら20分程度)
  • レビトラ®は食事の影響を受けにくい(食後に服用できる)

レビトラ®はバイアグラ®に比べて「早く効果が現れる」という特徴があって、空腹時であれば約20分程度で薬の効果が得られます。これはバルデナフィルには「水に溶けやすい」という性質があり、身体に吸収されやすいからです。現在、日本では3種類のED治療薬が承認されていますが、その中でも一番即効性があるED治療薬だと言われています。

また、レビトラ®はバイアグラと違って「食事の影響を受けにくい」という特徴もあります。そのため、食後にレビトラを服用しても、薬の効果が期待できるのです。ただし、その食事量は「総エネルギーに占める脂肪の割合が30%未満」と決められています。成人男性は1食あたりの摂取カロリーは約700kcalなので、脂肪は210kcalまでということです。

副作用と併用禁忌薬

レビトラ®にはほてり、目の充血、頭痛、めまい、鼻閉などの副作用が報告されています。これらの副作用はレビトラ®の血管拡張作用によるものなので、服用したらほとんどの方に現れます。もしこういった症状が見られたら、「薬の効果が現れた」と思っておくといいでしょう。なお、万が一気になる副作用があれば、服用を中止して、医師に相談してください。

レビトラ®を服用できない人もいる

ED治療のためにレビトラ®を希望しても、以下のような方は服用できません。これらに該当する人がレビトラ®を服用すると、重篤な副作用が生じる恐れがあるので注意しましょう。

  • 狭心症や不整脈、高血圧症の薬(使用禁忌薬)を服用している方
  • 6カ月以内に脳梗塞、脳出血、心筋梗塞などを発症している方
  • 重度の肝機能障害や血液透析を必要とする腎障害がある方

そのほかにも、服用中の薬がある方、持病がある方はレビトラ®を服用できないケースもあります。ただ、自分では「ED治療薬を服用できない」と思っていても、実は服用しても大丈夫なケースもあります。そのため、レビトラ®を希望する方は医師に相談するといいでしょう。

レビトラ®を飲むのはいつがいい?

バイアグラ®に比べて、レビトラ®の方が服用しやすいです。しかし、服用のタイミングを守らなければ、正しく効果を得られない可能性もあります。そこで「性行為の30分~1時間前に服用する」「なるべく空腹時に服用する」といったポイントを守るようにしましょう。

性行為の30分~1時間程度前に服用する

レビトラ®を空腹時に服用した場合、20分程度で効果が現れ、40分~50分程度でピークを迎えるとされています。また、持続時間は用量によって異なりますが、10mgであれば5時間~6時間程度、20mgであれば8時間~10時間程度とされています。そのため、性行為を始める30分~1時間程度前に服用しておくといいでしょう。

なるべくなら空腹時に服用する

レビトラ®はバイアグラ®に比べると「食事の影響を受けにくい」ですが、なるべくなら空腹時に服用した方が薬の効果が期待できます。これはレビトラ®が胃で吸収されるからで、空腹時の方が吸収されやすいからです。また、もし食後にレビトラ®を服用するのであれば、「総エネルギーに占める脂肪の割合が30%未満」になるように食事内容にも気をつけましょう。

おわりに:必ず医師の指示に従ってレビトラRを服用しましょう!

レビトラ®はバイアグラ®に比べて、短い時間で効果が現れます。また、食事の影響も受けにくいので、服用のタイミングを調整しやすいことが特徴です。なお、レビトラ®を使用する場合は、必ず医師の指示に従って服用しましょう。

監修 : ソラリアクリニックグループ特別顧問、泌尿器科専門医、指導医、医学博士 古賀 祥嗣

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